くまのつぶやき

かんがえる、きめる、はかる、つくる、つたえるにまつわるスキルやテクニックを書いてます。ときどき、はたらきかたとか、気になったこととかも。

パソコンのハードディスクをSSDに換装してみました

買ってから10年ほどたつWindowsのデスクトップパソコンが、最近起動を終えるまでに20分くらいかかるので困っていました。

 

マシンスペックはi7 3.4Ghzの16GBメモリと、そんなに悪くないので、ハードディスクの読み書きに時間がかかっているなあと踏みました。

 

ずっとSSDは気になっていたものの、1TBクラスになると数万円の出費。。。

それは無理だなあと思っていたところ、こんな記事を見つけました。

gigazine.net

 

それは朗報とばかりに、Amazonで物色。

すると、確かに安くなっています。

ということで、僕が買ったのはこちらです。

 

 

ハードディスクの交換はやったことあるのですが、SSDはどんな手順かわからないまま、インターネットで調べながらトライしてみたのをまとめてみます。

1.SSDをパソコンにつなげる

パソコンをあけて、SATAケーブルと電源ケーブルをみつけて、SSDにつなげます。そのときに重宝したのがこちらのツールです。

 

 

SSDは2.5インチHDDサイズで小さいので、デスクトップの3.5インチHDDベイにはそのまま取り付けられません。

ということで2.5インチを3.5インチに取り付けるフレームが必要です。これはフレームとSATAケーブル、電源ケーブルがついているので、換装に便利でした。

ということでSSDをつなげます。

2.コンピュータのディスクの管理でSSDを有効にする

ここがけっこう落とし穴で、SSDをつなげてもWindowsのディスクとして表示されませんでした。

「コンピュータの管理」から「ディスクの管理」へと進んで、ここに表示されたSSDをフォーマットしてあげる必要があります。

こちらの記事がとても参考になりました。

color-variations.com

3.パソコンを立ち上げて、Samsungのサイトから必要なソフトウェアをダウンロードする。

SamsungさんのWebサイトにいって、「Samsung Magician」というソフトと「Data Migration」というソフトをダウンロードします。

2019年2月現在ではこちらからダウンロードできました。

www.samsung.com

ただし、どうやらいろいろと変わるようで、作業するときには「Samsung SSD」とかで検索して最新のページを探すといいです。

ダウンロードした2つのソフトをインストールします。

4.Data MigrationでもとのHDDからSSDへデータをお引越し

Data Migrationを起動すると、もとのHDDからSSDへのコピーを確認されて、開始ボタンを押すと、そのまんまコピーを開始します。

起動ディスクもSSDにしてくれます。

僕は500GBくらいのコピーで、2時間弱くらいで終えました。

5.コピーが終わったら再起動して、SSDで起動を確認

データコピーが終わったら再起動します。

この段階でブートディスクがSSDになっています。

びっくりするほど速く起動して驚きました。

6.パソコンのHDDベイにSSDを設置して、蓋を閉めて完了

ここまでの作業はパソコンの蓋をあけっぱなしだったので、最後に結線をきれいにして、ドライブベイにSSDを収めて完了です。

おわりに

賞味3時間くらいの作業でしたが、久しぶりにデスクトップが息を吹き返した感じです。あっという間に起動するし、動作もサクサクです。

ハードディスクの読み書きで遅くなったパソコンがあったら、SSDの換装で延命するのもありだなあと感じました。

しばらくはこのパソコンを使い続けます。

 

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