パソコンのハードディスクをSSDに換装してみました
買ってから10年ほどたつWindowsのデスクトップパソコンが、最近起動を終えるまでに20分くらいかかるので困っていました。
マシンスペックはi7 3.4Ghzの16GBメモリと、そんなに悪くないので、ハードディスクの読み書きに時間がかかっているなあと踏みました。
ずっとSSDは気になっていたものの、1TBクラスになると数万円の出費。。。
それは無理だなあと思っていたところ、こんな記事を見つけました。
それは朗報とばかりに、Amazonで物色。
すると、確かに安くなっています。
ということで、僕が買ったのはこちらです。
Samsung SSD 1TB 860QVO 2.5インチ内蔵型 3年保証 正規代理店保証品 MZ-76Q1T0B/EC
- 出版社/メーカー: 日本サムスン
- 発売日: 2019/01/25
- メディア: Personal Computers
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ハードディスクの交換はやったことあるのですが、SSDはどんな手順かわからないまま、インターネットで調べながらトライしてみたのをまとめてみます。
1.SSDをパソコンにつなげる
パソコンをあけて、SATAケーブルと電源ケーブルをみつけて、SSDにつなげます。そのときに重宝したのがこちらのツールです。
SSDは2.5インチHDDサイズで小さいので、デスクトップの3.5インチHDDベイにはそのまま取り付けられません。
ということで2.5インチを3.5インチに取り付けるフレームが必要です。これはフレームとSATAケーブル、電源ケーブルがついているので、換装に便利でした。
ということでSSDをつなげます。
2.コンピュータのディスクの管理でSSDを有効にする
ここがけっこう落とし穴で、SSDをつなげてもWindowsのディスクとして表示されませんでした。
「コンピュータの管理」から「ディスクの管理」へと進んで、ここに表示されたSSDをフォーマットしてあげる必要があります。
こちらの記事がとても参考になりました。
3.パソコンを立ち上げて、Samsungのサイトから必要なソフトウェアをダウンロードする。
SamsungさんのWebサイトにいって、「Samsung Magician」というソフトと「Data Migration」というソフトをダウンロードします。
2019年2月現在ではこちらからダウンロードできました。
ただし、どうやらいろいろと変わるようで、作業するときには「Samsung SSD」とかで検索して最新のページを探すといいです。
ダウンロードした2つのソフトをインストールします。
4.Data MigrationでもとのHDDからSSDへデータをお引越し
Data Migrationを起動すると、もとのHDDからSSDへのコピーを確認されて、開始ボタンを押すと、そのまんまコピーを開始します。
起動ディスクもSSDにしてくれます。
僕は500GBくらいのコピーで、2時間弱くらいで終えました。
5.コピーが終わったら再起動して、SSDで起動を確認
データコピーが終わったら再起動します。
この段階でブートディスクがSSDになっています。
びっくりするほど速く起動して驚きました。
6.パソコンのHDDベイにSSDを設置して、蓋を閉めて完了
ここまでの作業はパソコンの蓋をあけっぱなしだったので、最後に結線をきれいにして、ドライブベイにSSDを収めて完了です。
おわりに
賞味3時間くらいの作業でしたが、久しぶりにデスクトップが息を吹き返した感じです。あっという間に起動するし、動作もサクサクです。
ハードディスクの読み書きで遅くなったパソコンがあったら、SSDの換装で延命するのもありだなあと感じました。
しばらくはこのパソコンを使い続けます。