くまのつぶやき

かんがえる、きめる、はかる、つくる、つたえるにまつわるスキルやテクニックを書いてます。ときどき、はたらきかたとか、気になったこととかも。

スライド編 イントロダクション

こんにちは、くまごろうです。

今回から”わかりやすいスライドのつくりかた”というテーマで、少しお話していきます。

 初回はイントロダクションということで、『僕とスライド』的な感じで書いてみます。

その昔、ワープロというもので文書を作ってました

僕が大卒で就職したはるか昔、まだまだ世の中は、文書作りをワープロで行ってました。

*1

当時、なにかを人に伝える場合、文書をまとめるとき、このワープロを使って書いていました。

卒論や初めて携わったシステム開発仕様書ワープロで書いてました。

手書きと比較すればはるかに楽チンでしたぁ。

と同時に、当時は人に伝える手段は「文字」が主体でした。それが1990年代中盤くらいまでのことでした。

パワーポイントとの出会いは苦いものでした

1990年台後半、僕はIT系のコンサルティング会社に転職します。外資系ということもあったのでしょうか、社内の情報伝達ツールはパワーポイント(以下、パワポ)で作られた文書でした。

伝える手段として「文字」+「図やグラフ」が主流なところへ突然やってきてしまいました。

仕事柄、図はVisioExcelで書いてましたが、パワポはまるでご縁がなかったです。ということで、まずはこのツールへの慣れがハードルでした。

しかし、基本文字での伝達は慣れていたけど「図やグラフ」を添えるのは、ちと門外漢。

その結果、パワポなのに「Wordで作ったの?」という資料を作ってしまうことに><

徐々に「図やグラフ」を織り交ぜることもできたのですが、いま読み返すと、痛い痛い。

そうした初期体験から、パワポはかなり苦手分野という意識を持ちました。

苦手意識を払拭するきっかけは、スライド作りが上手な人からの助言

さりとて、苦手で居続けていいわけもなく、なんとかせねば、と。

で、観察すると、(人のことは言えないけれど)パワポでのスライドもわかりやすく作る人と、そうじゃない人がいることに気づきます。

何が違うんだろう?と考えるものの、よくわからない。

悩み続けても答えが出そうにないんだったら、時間ももったいないし、聞いちゃお~っと。という流れで、スライドづくりがうまい!と思ったら、その場やあとからメールでちらっと技を教えてもらいました。

あわせて、聞いた時の反応がいい人は、きっといろいろと教えてくれるかもーと勝手に期待して、その後、自分が作った資料を送って「どこがわかりづらいでしょうか?」と意見をもらいました。

おかげで、コツをつかみ、徐々に人に伝わるスライドが作れるようになりました。

コツをつかんだら、あとはひたすら経験!

その後、いろいろな会社で、社内に向けて、お客様に向けて、時にはシニア向け、時に小学生向け、とさまざま場面でスライドを使ってお話する機会がありました。

いま振り返るとコツがわかったら、あとはひたすら実践してみて、自分なりの型をつくっていくことが大事だなぁと感じています。

これから数回、スライドづくりの基本のキホンをお伝えします

最終的な自分なりの型は人それぞれになるでしょう。

でも、基本のキホン、おさえるべきところは、同じです。

これから数回に渡り、僕が人から教わったことや僕が実践から学んだことから、ここだけはおさえてスライドをつくってみよう!を紹介していきます!

 

では、また。

 

*1:若い方はご存じないかもなので、補足を。いまでいうところMS Wordだけインストールされていて、プリンターもついた、文書書くためだけのコンピュータ、それがワープロなのです

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