くまのつぶやき

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軸の説明をいれる

こんばんは、くまごろうです。

今回もグラフをわかりやすくするコツです。

前回はこういうグラフを作ってみました。

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これをさらにわかりやすくするコツをお伝えします。

グラフをわかりやすくするコツ:軸の説明をいれる

分析結果を説明するときに、よく起こること、それは軸の説明がないために、聞き手が頭を悩まし始めることです。

このグラフも、タイトルに「支出金額」と書いてあるから縦軸は「支出金額だろう・・・」と暗黙の前提をおいています。

でも、人によっては、そう解釈しないケースもあります。

なので、縦軸、横軸、それぞれに「ここは、こういうことを意味してますよ」と書き添えます。

軸を書き添えた棒グラフ

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軸を書いたことで、縦軸は「ビールの支出金額」を、横軸の都市名が「支出金額トップ10の都市」ことが明確になります。

 

軸を書き添えるとき大事なことが3つあります。

 

1.数値を表す場合は「単位」を書き添える

特に金額の場合、「円」だけでなく「百万円」単位だったり、「千円」単位だったりすることあります。

なので、聞き手が迷わないように、きちんと単位を書き添えましょう。

 

2.軸もまずは20pt以上のフォントサイズで、短い言葉で

軸こそ大きいフォントサイズでいきましょう。

「これは何を意味しています!」と相手に伝わるように。

文字を大きく、文を短くで。

 

3.日本語グラフは縦軸の説明は縦書きで

縦軸の説明を、横書きにすると、首を傾けないとアタマに入ってこないです。

グラフ内の言葉は、基本横書きなので、”揃える”を念頭に置くと、縦軸の説明だけことなるので、おかしいという指摘もあります。

でも、僕は一撃でわかってもらうためには、縦軸は縦書で描くほうがよいと考えます。

*1

 

さてさて、ここで止めてしまうと、グラフのタイトルと、X軸のタイトルがかぶっていて、ちょっとわかりづらく感じます。

ということで、最後の仕上げに入りたいのですが、区切りが悪いので、今回はここまでで^^;

まとめ

  • グラフのわかりやすくするためには、縦軸、横軸の説明を書き添える
  • 数字の軸の説明には、単位を書き添える 
  • 日本語のグラフの場合、縦軸は縦書きにする

 

では、次回は、このグラフの最終調整をして、よりわかりやすくするコツをお伝えします。

*1:人によって賛否両論あるので、言い切りができず、歯がゆいです。

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