くまのつぶやき

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フラッシュフィル~大量データの整形に便利なExcel2013の機能~

どうも、くまごろうです。

 

最近発見したExcel2013の、すごく便利な機能をご紹介します。

*1

 

フラッシュフィルって何? 

 Excel2013からの新機能だそうで、Excelが「ああ、そういうルールでデータを入れたいんだ」と認識してくれて、勝手にセルを埋めてくれるものです。

 

詳しく知りたい方は、こちらのMicrosoftさんのページヘどうぞ! 

大量のデータを瞬時に入力しよう(フラッシュ フィル) | Office 活用 TIPS | Microsoft Office

 

データをキレイにしたいときに使えます!

データ分析するとき、作業のほとんどはデータをキレイにすることに費やします。

これ、テキストエディタでやったり、ExcelAccessでやったり、データベース使ったり、プログラム組んだりとさまざまです。

 

それで、フラッシュフィルの素晴らしいところは、データを分けたり、足したりを勝手にやってくれる、です。

 

フラッシュフィルの使い方

たとえば、こんなデータがあるとします。

姓名が一緒になった一覧

 f:id:kumabro:20140303202811p:plain

それで、姓と名を分けたいとします。

今までだと、いちいち打っていくか、LEFT関数やRIGHT関数を使う必要がありました。関数もいいんですが、データが大量になると、シートを開くときに重くなったりするのが玉に瑕なんですよね。

 

それがこのフラッシュフィルなら、こんな手順で、埋めてくれます。

まず、最初に2-3行くらい姓を埋めます。

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そして、姓の列をすべて選択して、データタブのフラッシュフィルをクリックします。

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すると、2行目と3行目で行ったことから、Excelが残りの行も自動で埋めてくれます!

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伊集院さんのところはちょっと調整が必要です。

でも、これまでのデータ調整の労力を考えたら、はるかに楽です。

 

メニューバーがリボンになったりして、使いづらい印象のOffice2007以降ですが、進化してますね。

 

おそらく多くの会社さんで、この春XPからWindows7への切り替えが行われると思います。

それにともないOfficeも2013へ移行すると思います。

 

こうしたすごい機能も追加されてますので、ぜひぜひ活用してみてください!

 

ではまた!

*1:もうご存じの方も多いかもですが、ちょっと感動したので備忘も込めて

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