ピクト図解~プロセスをシンプルに伝えたいときにオススメ!~
くまごろうです。
スライドを作るとき、図解のひとつとして、流れを説明する場面があります。
仕事の流れだったり、モノやお金の流れだったり。
表現の方法はいろいろあります。いろいろありすぎて、どれを使おうかと迷うくらいです^^;
いろんな表現方法のなかで、最近のお気に入りは板橋悟さんの”ピクト図解”です。
ピクト図解のいいところは、シンプルに流れがつかみやすいことです。
本で紹介されているように、様々な場面で商売の仕組みやプロセスを理解するときに使えます。
なかでも僕はビジネスの流れを大きく俯瞰したいとき、そして、ビジネスを時系列や競合で比較して、人に説明し、認識を合わせたいときに使っています。
サンプル:電力自由化をピクト図解で
この図がピクト図解でざっくりと表したいまの電力事業の様子です。需要家というのは一般家庭や企業など電力を必要とする人たちのことです。
2015年に完全自由化されると、こうなるのだそうです。
2015年以降は自由化対象部門だけじゃなく、すべての需要家が自由に電力小売を選べます。そして、小売だけに参入するということもできたりします。
ここがいいです、ピクト図解
1.ルールもシンプルなので、すぐに覚えて使える!
ピクト図解に出てくるオブジェクトは、箱と人、そして○で表すモノやサービス、¥で表すお金が基本です。
これを組み合わせて、商売の流れやプロセスを表現できます。
ルールが複雑だったり、オブジェクトがいっぱいだと、覚えるのでいっぱいで、使えないですよね。その点、ピクト図解は”使える”ツールです。
2.人と話をしながら、手書きでまとめられる!!
紙と鉛筆があれば、書けちゃいます。だから会話をしながら、頭のなかの整理をするのにも向いています。
この間も、お話しいただいたことを整理するためにピクト図解を使って、「頭の整理ができた!」と喜んでもらえました。
3.モノクロで十分伝わる!!!
ちょいと前にご紹介したように、色は人が余計なことを考えこむ要因の一つです。
なのでモノクロで表現できるピクト図解は、純粋にプロセスの理解に集中できます。
僕も仕事でピクト図解を使って、色だのなんだのガタガタいわれることはないです。
ではまた!