積み上げ棒グラフ その1
こんにちは、くまごろうです。
今回は積み上げ棒グラフについてお話します。
1回でまとめようと思ったのですが、ちと無理があるので、分けてみます。
積み上げ棒グラフの使い方
- 観察対象を異なる軸で大きさの違いをみる。
積み上げ棒グラフのサンプル
この積み上げ棒グラフでは「トヨタ自動車の地域別の売上高」という”観察対象”を、「会計年度」という”異なる軸”でみています。
積み上げ棒グラフでみると、年度間の変化が要因がくっきりでています。
主に日本、北米、アジアの売上高増加が、全体の売上高の増加に影響していますね。
このように時系列の変化を、その構成に分解してみることも積み上げ棒グラフが得意とするところです。
そして、次のように企業間で同じ観察対象を比較する場合にも、積み上げ棒グラフが有効です。
今度はトヨタさんとホンダさんの売上高を比較してみました。
全体で見ると、トヨタさんはホンダさんの3倍近くの売上高ですね。
そしてトヨタさんが日本、北米、アジアと3つの地域で大きい売上高であるのに対し、ホンダさんは北米での売上が大きく見えます。
このグラフを見て「こういう場合は、構成の違いを別の形で見たほうが・・・」と思う方いると思います。
鋭いです。
次回は構成の違いを別の形でみるために、比率で作る積み上げ棒グラフをご紹介します。
まとめ
- 積み上げ棒グラフは、観察対象を異なる軸で大きさの違いをみるときに使う
- 観察対象を同一にして軸を変えたり、軸を1つにして、観察対象を複数並べ、その構成を見比べるときに使える
それでは、また。